高妻山
2,353m (2008/07/01)
コースタイム:
戸隠牧場登山口(5:47) ─→ (7:44)一不動避難小屋(7:58) ─→ (9:00)五地蔵山(9:12) →
─→ (10:20)八丁ダルミ ─→ (11:36)山頂(12:30) ─→ (12:55)六弥勒 ─→ (16:05)戸隠牧場登山口
※各ポイントの左時刻は到着時刻、右時刻は出発時刻を表す
同行者:
なし(単独行)
↑ 一応キッチリと入山届けを提出して
....
↑ 5:46 いざ出発。 正面に五地蔵山。
放牧した牛が出て来ませんように・・・・
↑ 普通の山道を1時間ほど辿ると小さなナメ滝に着く。
脇のクサリに掴まってこれをクリア。ここから暫く沢を遡上する。
↑ 雪解け水や最近の雨を集めて沢水は多い。
このコースで最大の難所、氷清水(注:多くの地図には”一杯清水”と記載されている)直下の一枚岩の滝越えに 差し掛かる。
ツルツルの岩盤は足を滑らすと、どこにも掴まるものがない。岩盤のオデコに相当する位置に穿たれた足場を辿って、巻き気味に進んで 滝の頭に出る。ここから先には、緊張するような危ないところはない。
滝の頭からすぐのところに、”氷清水”があり、冷たい清水が湧き出している。近年この清水に異変が起きているとのことで、 今回は手を洗うだけに留めて、飲むのは遠慮して通過した。
7:44 一不動避難小屋に到着。
ここで休んでいた先行の登山者と、この後下山するまで行動を共にすることになった。
一不動から先は終始尾根を辿るが、かなり上の八丁ダルミまでは樹木が生い茂って、風景を楽しみながら歩くと言うわけには行かない。
↑ プチ難所を過ぎると、程なく水場に着く。
多くの地図には”一杯清水”と表記されている。
↑ 地元ではこれを”氷清水”と呼び替えたがっているご様子。
でも、夏場に大腸菌が出てはね〜。 今回は飲まずに通過・・・・
↑ ???
↑ 7:44 ようやく尾根筋へ。一不動避難小屋に到着。
↑ サラサドウダン(ツツジの仲間)
↑ 9:00 五地蔵山到着。 ここで2回目の休憩と軽い食事。
↑ 八丁ダルミ付近からの遠望。左から焼山(入山規制中)、火打山、妙高山がきれいに見渡せる。
一不動から八丁ダルミまでの尾根は、比較的緩やかな勾配のアップダウウンが続くが、八丁ダルミから山頂部までは、 一転して急登に変わる。得意技(?)の歩いては休み、休んでは歩く”寸取虫”歩行を多用して、何とか頂上へ。
11:36 高妻山山頂に到着。
先着の客が山頂の一等席に陣取って動く気配がない。記録画像(左)に顔もクリアに映ってしまったが、そのままでは使えないので モザイクを入れたが、怪しい筋の人ではないので悪しからず。
山頂部は春の花から夏の花にバトンタッチを終えたところで、昨今数の減少が著しいといわれるハクサンチドリが目を引いた。
山頂で、異例の長時間を潰して下山にかかる。下りは途中の六弥勒から、近年開拓された五地蔵尾根伝いの新しいルートを通ってみた。 この道中、大量のギンリョウソウが咲いていたが、深い森の中で光量が足りず、撮影は諦めた。機会を改めて、もう一度歩いてみたい ルートである。
16:05 戸隠牧場の登山口へ。のんびり、ゆったりのいい山行だった。
↑ ???
↑ ハクサンチドリ。山頂付近で多数咲いていた。